■
え?
なになに?
「 今年もジャイアンツは弱いじゃねえか。 」ってか?
ああ、そうだね、
強いか弱いかだけのモノサシで見れば確かにそうだね。
だがなあ、本当に良いだろ?
良い野球をしているだろ?
素晴らしい野球だよ、美しい野球だ。
今年の我が巨人軍の野球を僕は、
オレンジ色のタオルで感涙を拭いながら誇らしく見ているんだよ。
小学生の野球小僧をお持ちの全国のお父さんお母さんたちよ、
別にアナタ自身が巨人ファンじゃなくてもイイんだ、
ただ、今年のジャイアンツの野球をテレビで見せてあげてほしい。
最高の参考書になる事請け合いだよ。
野球の楽しさや美しさに溢れているんだ2018ジャイアンツは、な。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
既に我が巨人軍は球界の盟主ではない。
12球団の中の1球団でしかない。
でもな、
この美しき良きジャイアンツの野球を見ているとだな、
やっぱりジャイアンツは巨人軍なのだと五十路のオジサンは胸が熱くなっちゃうワケよ。
銭湯の下足入れやロッカーでも、
1と3を選んじゃうワケよ、オジサンたちは。
え?
同世代オジサンのアナタはアンチ巨人ですか?
まあ飲め、
アンチ巨人のオジサンもまたジャイアンツを愛しているのだという事を、
こうして五十路になってみると理解出来るのだよ・・・。
勝つ事を愛するファンがいる。
負ける事を愛するファンがいる。
我らが巨人軍の本当の凄さは、そこにある。
・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
かもよ。