劣等感?

おいおい、若い人よ、顔を上げろよ。

君が今、劣等感だと思っているソレは、君の思い込みだ。

大丈夫だよ、顔を上げろ。

 

凄いヤツなんてこの世には存在しない。

ああ、53歳の僕が保証する。

お墨付きを与えちゃうよ、ペタンとな。

君がただソイツを凄いと思い込んでるだけだ。

 

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僕も30代は劣等感に苛まれて生きていた。

単なる自営業のくせに青年会議所なんかに入っちまったからな。

そりゃあそうよ、アナタ、

勤労しなくても普通に生きてる連中ばかりに見えたんだもん、

一方僕は人一倍働かなきゃ普通には暮らせなかったんだもん、

そのくせヤツらは軽々しく 友情 なんて言葉を使うんだぜ、

その中にいる事が苦痛で堪らなかったぜ・・・。

 

40歳でその会を卒業して、干支一回りが過ぎて、

現在よ~く考えてみると、一番カッチョロイのは僕だ。

一番シアワセなのも僕だ。

 

よ~く考えれば、だな、

元々彼らはカッチョロクもシアワセでもなかった。

各々が劣等感を持っていたはずだ。

ただ僕が勝手に凄い連中だと勘違いしていただけなのだ。

 

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若い人よ、顔を上げな・・・。

カッチョロいもシアワセも、君の心が感じるものだ。

重ねて言う、凄いヤツなど存在しない・・・。

 

心を鍛えな・・・。

 

カッチョロクなれよ、君も・・・。