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靴と車は磨いておく。
常に周囲の人が驚くぐらいにピカピカにしておく。
コレは、僕の信念だ。
どちらも僕を汚れながらも遠くへ連れて行ってくれる大切なツールなんだぜ。
ありがとう!って感謝しながら自分の手で常に磨いておく。
どんなに高い靴でも、高級な車でも、
汚れていたらアナタ、アナタは並みのオジサンになっちゃう。
奥さんが磨いた靴でもダメ、
お抱え運転手さんが磨いた車だってダメ、
自分の手で磨いておく気持ちが大切なのだと僕は実感している。
安い靴だって車だって、ピカピカにすれば光り輝く。
光り輝くそれは、真実の名品となる。
真実の名品とは、高いお金を出して買う物ではなく、
こうして自分の手で磨きながら育て上げた物だ。
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ボロは着てても心は錦?
否、それは違うんだよ。
自分自身が錦だと、ボロには見えないのさ。
きちんと手入れをしたボロなら、それはアナタの名品なのさ・・・。
ファッションや物に関する感性は、
この先の時代、大きく変わると僕は断言しておく。
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おっ、カミさんが僕を呼んでいるぞ、
「 福山さ~ん、ちょっと~ 」
は~い。