イイ表情をした同世代のサラリーマンのオジサンを電車の中で見掛けた。

ハゲてはいるが、カッチョロくて、清潔感がある男なのである。

ビシッとした、いかにも仕事の出来そうなナイスガイだ。

吊り革を握る左手の薬指には、指輪が輝いているぞ・・・。

ダンナがこんなにカッチョロいんだもんね、さぞかし奥さんは素敵な人なのだろうな。

素敵な奥さんから愛されている男は、誰もが皆、福山レベルだ。

 

おそらく向こうも僕を同世代だと認識しているだろうな。

負けないように僕もビシッとしていなくっちゃな・・・。

 

ハゲているからモテない?

否、それは理由にはならないと思うぞ。

50代、髪フサフサのオジサンよりも、ツルツルのオジサンの方が年収は高いそうだ。

ツルは千年、ツルツルは万年、

年収は高ければ高いほど大切な人を安心させる事が出来る。

ツルの恩返し、ツルツルの倍返し、

ハゲていたってこんなにも魅力的なオーラを放つオジサンもいるんだぜ。

要するに男にとって大切なのは清潔感なのだろうね・・・。

 

1・朝、きちんと顔を洗う。

2・食事後は必ず歯を磨く。

3・朝晩二度、下着を替える。

4・午後3時、靴下を替える。

5・うがい、手洗いを徹底する。

6・毎日お風呂に入る。

オジサンたる者、上記6点を励行するべきだと僕は思う。

 

件の彼は、チラチラと僕のリーゼント頭を見ている。

一方僕は、絶~対に彼の頭をチラチラと見てはならない。

それが男の礼儀なのだよう・・・。

 

・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 

 

不潔はダメよ、ダメダメ。

カッチョロい男は、清潔なのよ。

清く潔いと書いてセイケツと読むのだよ、

セイケツという名の綺麗なケツ・・・、

五十路になってようやく僕は蒙古斑が消えたよ・・・。

 

ハンカチ、オッケ~!

ティッシュ、オッケ~!

爪、オッケ~!

小学生だった頃もそれは大切だったのだが、

オジサンになった現在、その頃よりもそれは大切なのだ。

 

僕たち福山レベルのオトコは皆、清潔なのだ。