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何もしないのに・・・、
ただボ~ッとしているだけなのに・・・、
汗が次から次へと噴き出てシャツは汗だくだ・・・。
牛丼にたとえると、つゆだく レベルで汗だくだ・・・。
一日中ず~っと僕は、暑い暑いと騒いで過ごす・・・。
東京の場合は、気温だけじゃなくって、ね、湿度が問題なのよ。
サウナの中にいるって感じなのさ・・・。
ムワッとする、重たい重たい暑さですがな・・・。
なので僕は、車の冷房をガンガン効かせて移動する。
オジサンなので許して下さいな。
そして僕は、冷えた麦茶の大きなペットボトルを飲みながら身体の具合を整える。
昭和チックなのだが勘弁してちょうだいな。
スポーツドリンクだとオジサンの肉体には糖分が多過ぎレンさんなのだそうだ。
最も効率よくミネラルを補給出来る飲料がアナタ、麦茶だと言うのだから驚きだ。
ああ、
突然の渋滞で何だ?って思ったのだが、
おいおい、昼間っから道路工事をあちらこちらでしているよ・・・。
ヤメろよ、ヤメろ!死んじゃうぞ!って僕は危惧する・・・。
それ位危険な暑さだと僕は思うよ・・・。
夜にしなさいよ、夜に、歴史も道路も夜に作られるものでイイんじゃないか?
道路よりも命を大切にしてほしいよ・・・。
交通整理のオジサンが、赤い棒を横にして僕の車の前に立っている。
反対車線の車が次々と僕の車の脇を通り抜けて行く・・・。
オジサンは時折僕を見てお辞儀をするんだよ、ペコッて。
暑そうよ、ものすごく暑そうで気の毒でならない・・・。
僕は麦茶が飲みたいのだけれど、
もしもオジサンが僕を見た時に僕が麦茶を飲んでいたら申し訳ないでしょうが、
だから僕はこちら側が解除されるまで麦茶は飲まないで我慢している・・・。
グッショリのオジサンが赤い棒を振り始め、行ってオッケ~の合図をしてくれる。
オジサンが僕を見る心配が無くなってから僕は麦茶を飲んだ。
ああ、早く秋が来ねえかな・・・。