先日、NHKでやっていたドキュメンタリーなのだが、

引きこもり と言われる状況に追い込まれている人たちがその心情を吐露する番組を見て、僕は涙が溢れて止まらなくなった。

 

生き辛さを感じながら育った僕にとって、その人たちの想いは他人事ではないと感じたからであった。

 

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小学校、中学校と、僕が周囲から受けていたのはイジメではなかったのか?

って、

鈍感な僕は、それを10代後半になってから気付いた。

気付いた時に腹は立ったが、いろいろと自分を分析する事が出来たのだ。

 

集団の中にいると、僕は 浮くタイプ の人間なのだと知った。

アスペルガーなんて言葉は未だ無かった頃の話しだよ。

人と溶け込むように付き合えないのならば、別に誰とも付き合わなくてイイ。

そう腹を括った時、僕はずっと感じていた 生き辛さ がスッと消えた。

とことん 嫌なヤツ になってみようと決めたら、本当に楽になった。

それ以降、この通りなのだよ、僕は。

ご覧の通りのROCKな人生を歩んでる。

 

空気は読まない。

そんなモン、読んでたまるか。

空気を読んで生きるなんてROCKじゃない。

 

癪に障るだろ?僕は、何だか妙に癪に障るヤツだろ?

だったらどうだい?

アナタは僕の胸ぐらを掴んで殴るかい?

そんな勇気がアナタにあるかい?

そんな勇気は無いから皆で僕を仲間外れにするしか出来なかったんじゃないのかい?

って周りを乗り越えて、

そんな気持ちを持ち続けながら僕はオジサンになるまで生きてしまった。

 

わっはっは、

我ながら嫌なヤツだ。

嫌なヤツだがな、それが自分なのだ。

自分はこんなヤツだと知りつつ自分を愛するしかないのだ。

 

現在 引きこもり といった状況に追い込まれている人たちに僕は何も言えない。

ただね、各々に必ず 生き辛さを消す道 はあるはずだと思うんだ。

その道を探し出してほしいと願わずにいられない・・・。

 

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え?

アナタは今、仲間外れにされてる?

学校で、かい?

職場で、かい?

 

あのね、こう考えてみればイイよ、

逆にアナタが皆を仲間外れにしてやってるんだって。

そんな連中、アナタが付き合う価値は無いヤツらだってば。

 

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優しい人から順番に苦しい目に遭う。

本当に優しい人ほど苦しい状況に追い込まれている。

 

泣いてもイイんだよ。

涙は枯れても心は枯れないモンよ。

 

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ど~んなに嫌なヤツになろうとも、

そんなアナタをすら愛してくれる誰かがやがて現れる・・・。

 

アナタのROCKな人生はそこから始まる。