気温は低いが快晴なり。 北から南から交互に吹き寄せる風の感触が柔らかく優しかった一日。 車を出そうとしていたところ、お向かいさんのご主人に会った。 ちょうど庭木をチョキチョキしていらしたので僕は、 挨拶がてら先日のウグイス色の鳥の話をした・・…

上空を見上げると、 様々なカタチの雲が浮かんでいた・・・。 青い空の色と、白い雲の色のコントラストが爽やかであった・・・。 ふわりふわり、ふわりふわり、 気持ち良さそうに青空を行く雲を眺めながら僕は、 足元に気をとられてばかりの日常を反省した。…

おい、息子よ、 父ちゃんに1000円貸してくれないか？ ｢やだ。｣ くそう、 なんてケチでスケールの小さな男なんだ！ じゃあ、500円でいいや・・・。 ｢絶対やだ。｣ お前、本当にケチだな！ ｢ふっ、父さんは本当にビンボ〜だな。｣ ああ、おとな手当てがほしいぞ…

月曜日、雨音で目覚める・・・。 土日が野球日和で、それで月曜日が雨だと、なんだか得した気分になる・・・。 わっはっは、いわゆるこれが晴耕雨読。 晴れた日には外に出て元気良く、 雨の日には家の中で賢くしたたかに、 そうありたいものだ・・・。 ・・…

日曜日、絶好の野球日和。 朝刊に高校野球の春の大会のトーナメント表が載っている・・・。 いよいよだな。 いよいよだ・・・。 いいよいいよと僕は思う。 いいよいいよのいよいよだ。 さて、さて、さてはカキーン！球すだれ、 躍るアホウに観るアホウ、 同…

タイツ姿で走るオジサンに歩いているジャージ姿のオジサンである僕は追い抜かれる。 もう慣れた・・・。 タイツ一丁で走るオジサンたちの姿にはもう慣れた・・・。 だが、白いタイツで走るオジサンを見たのは初めてだったので驚いた。 やっぱりフレディマー…

カミさんが夜勤で不在の朝、 僕と息子は昨夜のカレーを温めて食べる・・・。 いわゆる、二日目カレーだが、これが本当にうまいうまい・・・。 うまいうまいを漢字で書くと、旨い美味いって感じ（漢字）だな・・・。 若干冷たい気味の御飯の上に、熱々の二日…

朝から晴れ。 それだけに気温が低い。 風も強く、耳がちぎれてしまいそうだ・・・。 冬もあと少し。 これから先は暖かくなるのだと思えば、 今朝の、冷たい風でさえ慈しいと考えるべきなんだよね。 黒目川沿いを歩く僕を、 大きな大きな高校球児が自転車で追…

僕は、その時19歳だった。 間違いない、今と同じ季節、3月のはじめだ。スザンヌベガが唄う、ルカがヒットしていて、 街にはずっと流れていた。 正式に付き合い始めたばかりの彼女だったカミさんのために、 僕は、白いカバンを買いに出掛けたのだった。 思い…

3月。 早朝は雨模様で寒かったけれど、 今、お日さまが顔を見せてくれた・・・。 パッと明るくなり、 雨上がりの街は爽やか。 3月。 少しずつ少しずつ、 春の足音が聞こえる。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 僕んちの近くの高校で今日、 受験結…